【屋外】防犯カメラの選び方と注意点

選び方

今回は”屋外”に防犯カメラを設置する場合の選び方と注意点についてご紹介します。

”屋外対応”の製品を選ぶ

メーカーにより明確に”屋外””屋内”もしくは”屋内・屋外”が定められています。屋外に設置する場合は、屋内もしくは屋外対応している機器を選定する必要があります。

間違えて屋内用の防犯カメラを屋外に設置した場合は、防水対策が施されていない可能性がありますので、雨風の影響で故障する危険性があります。

防犯カメラの屋外設置対応と設置可能場所
設置可能場所

”防塵・防水機能”のある製品を選ぶ

屋外のカメラは屋内に比べてより耐久性が求められます。
メーカーが自称している防水性能は些か信用に欠けますので、”IP規格”と呼ばれる防水・防塵のスペックを示す指標を参考にするのをおすすめします。

IP00〜IP68まであり、左側の数字が防水、右側の数字が防塵の指標となっています。防犯カメラではIP66以上がおすすめです。

夜間撮影可能なカメラを選ぶ

屋外での撮影にはデイナイト機能がおすすめです。
デイナイト機能とは夜間になり環境の照度が低くなると、自動的に赤外線照明で撮影する機能のことです。

一般的なデイナイト機能付きのカメラでは、夜間では白黒で撮影しますが、夜間をカラーで撮影できるタイプのものもあります。

夜間でも車のナンバーを把握したい場合などは、夜間カラータイプのカメラがおすすめです。

屋外は夜と昼とで明るさが異なるため、デイナイト機能は必須と言えます。

ワイドダイナミックレンジ(WDR)機能のあるカメラを選ぶ

ワイドダイナミックレンジ(WDR)とは、一言で言うと”逆光補正”機能です。

晴れた日に建物の内から入口を見ると、逆光で立っている人物の顔がはっきりと見えないことがあります。

ワイドダイナミックレンジ(WDR)機能があれば、明暗差が大きい居場所でもはっきりと自然な状態で見ることが可能です。

明暗差が激しい場所、特にエントランスなどに防犯カメラを設置する際は、外せない機能となっています。

【屋外】防犯カメラの設置上の注意点

落下

屋外に防犯カメラを設置する場合、壁やポールなどに設置することが想定されます。防犯カメラの重量に対して設置する場所の材質や構造上の強度が十分でない場合は、落下してしまうこともあります。

防犯カメラは精密機器のため、高い場所から落とすと、それで壊れてしまう可能性もあります。

問題なく設置できるかの確認をしてからの設置をおすすめします。

配線(有線対応の場合)

配線した際に電源ケーブルやLANケーブルが屋外にむき出しだと、劣化が早まります。またケーブル伝いで雨が防犯カメラに入り込むと故障の原因になります。

屋外に設置する場合は、耐水機能がついていたとしても保護材でカバーするなどしたほうが安定して利用できます。
それに保護材を使うことで見た目も綺麗にすることが可能です。

Wi-fi(無線対応の場合)

無線タイプは設置も楽な一面がありますが、Wi -fiの電波状況によっては撮影ができなくなったり途切れてしまうケースがありますので、要注意です。

これから防犯カメラを導入しようとしている方や、
防犯カメラの更新をお考えの方は是非お声がけください。