夜でも映る防犯カメラについて

夜でも映る防犯カメラ

今回は夜でも映る”夜間対応”の防犯カメラについてご紹介します。

一昔前までは、夜において光がない場所では、防犯カメラの映像は真っ暗でした。

最近の防犯カメラは、デイナイト機能といって赤外線を照射し、真っ暗な環境でも撮影ができるものが増えています。

しかし、デイナイト機能には、統一規格はなくそれぞれのメーカーにより性能が変わります。

なら、「夜撮影するのに、どの防犯カメラが良いの?」となりますが、
その際に見ておくべきポイントをご紹介します。

最低照度(最低被写体照度)

夜撮影するのに大事な要素の1つ目が、”最低照度”です。

最低照度とは?

最低照度とは夜に赤外線を用いて、撮影をするのに最低限必要な照度です。
照度は、明るさの単位でLux(ルクス)という単位を用います。

照度の目安

ルクスの目安表
※ 参考:日本の明るさ標準を作ろう|国立研究開発法人産業技術総合研究所

おすすめの最低照度

おすすめは最低照度が、0.007ルクス以下に設定されているカメラです。
ルクスの数値が0に近づけば近づくほど良いです。

赤外線照射距離

赤外線照射とは

夜間撮影においては、赤外線という目に見えない明かりを使います。
この技術により夜間でも撮影が可能です。

赤外線照射距離とは

赤外線照射距離とは、単純に、照射する赤外線の距離です。
照射する赤外線が長ければ長いほど、遠くのものを写すことができます。

ここで注意ですが、赤外線照射距離は、赤外線が被写体に届く距離と、反射してカメラに届く距離の合計になります。

つまり、赤外線照射距離が”10m”の場合、夜間でもくっきりと撮影できるのは、おおよそ5m先までということになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
以上、夜でも撮影できる防犯カメラのご紹介でした。

夜でも撮影できる防犯カメラを選ぶ際には、
”最低照度””赤外線照射距離”の2つがポイントです。