【2025年版】防犯カメラの種類を徹底比較!購入前チェックリストつき

NO IMAGE

「防犯カメラを設置したいけれど、どれを選べばいいの?」と悩んでいませんか?

防犯カメラには屋外用・屋内用・ワイヤレス・クラウド型・AI搭載型など、多くの種類があり、用途によって最適なモデルが異なります。

また、画質・録画方法・電源タイプ・設置のしやすさなど、選ぶ際に考慮すべきポイントも多数あり悩んでしまいますよね。

この記事では、用途に応じた防犯カメラの選び方や比較ポイントを詳しく解説します。

※2025年3月時点の情報です。参考の際はご注意ください。

防犯カメラの種類や用途を知ろう!防犯カメラの選び方のポイント

  • 防犯カメラの主な種類:屋外用、屋内用、ワイヤレス、防水対応、暗視機能付きなど
  • 用途に応じた選び方:家庭用・オフィス用・店舗用・駐車場用など目的に応じた選択
  • 画質と録画機能の重要性:フルHD以上の画質、クラウド保存、microSD保存の違い
  • 設置のしやすさと電源タイプ:バッテリー式、ソーラー式、PoE(有線給電)対応など
  • 最新機能のチェック:AI顔認識、動体検知、双方向通話、スマホ連携など

防犯カメラは、用途に合ったモデルを選ぶことで、防犯対策の効果が大きく変わります。

例えば、自宅の防犯対策なら屋外用の防水・暗視機能付きカメラが安心ですが、オフィスや店舗には広角レンズや動体検知機能を備えたモデルがおすすめです。

また、防犯カメラを選ぶ際には画質はフルHD(200万画素以上)を選ぶと、顔の特徴やナンバープレートの文字まで鮮明に記録できます。

このように防犯カメラは設置場所や用途に応じて最適なモデルを選ぶ必要があり、機能や特徴もさまざまなタイプがあることを覚えておきましょう。

防犯カメラの種類一覧|用途に合ったカメラを選ぼう

種類 特徴 主な用途
屋外用カメラ 防水・防塵性能が高く、夜間撮影対応 玄関・駐車場・店舗の外
屋内用カメラ コンパクトで目立ちにくい 室内・オフィス・ペットの見守り
ワイヤレスカメラ Wi-Fi接続で配線不要 家庭・オフィス・レンタル物件
クラウド型カメラ 映像をクラウド上に保存 防犯・遠隔監視
暗視対応カメラ 赤外線機能で暗闇でも撮影可能 駐車場・倉庫・夜間監視
AI搭載型カメラ 顔認識や動体検知機能を搭載 高精度な防犯対策・オフィス・商業施設

(防犯カメラの種類と機能の違い)

防犯カメラには上記の表のようにさまざまな種類があり、それぞれに違った特徴があります。

例えば、屋外に設置する場合は防水・防塵性能がある屋外用カメラが最適です。

雨風に強く、夜間撮影機能がついたモデルなら、暗い場所でもしっかり記録できます。

一方、室内なら小型でインテリアに馴染みやすい屋内用カメラがおすすめです。

また、設置の手間を省きたいならWi-Fi対応のワイヤレスカメラもおすすめです。

配線不要でどこにでも設置できるため、賃貸住宅でも手軽に導入できます。

さらに、最近注目されているのがAI搭載型カメラです。

従来の防犯カメラは録画が主な役割でしたが、AI搭載型カメラは 顔認識・動体検知・異常行動の自動判別などが可能です。

このように防犯カメラはさまざまなタイプがあり、機能も進化し続けています。

この章では、防犯カメラの購入前に知っておきたい防犯カメラの種類と特徴について詳しく解説します。

屋外用カメラ|耐久性と高機能で屋外の防犯対策に最適

  • 防水・防塵性能があり、雨風に強い設計
  • 夜間撮影や動体検知機能を搭載したモデルが多い
  • 広角レンズ搭載で広範囲をカバーできる

屋外用カメラは玄関・駐車場・店舗の外など、直接雨風にさらされる環境でも使用できるよう、防水・防塵性能を備えているものがほとんどです。

多くのモデルがIP66やIP67※などの高い防水性能を持ち、悪天候でもしっかり監視できます。

また、夜間の監視には赤外線暗視機能やLEDライト搭載モデルがおすすめです。

このモデルは夜でも鮮明な映像を記録し、不審者の動きを逃しません。

さらに動体検知機能が搭載されているものであれば、怪しい動きを感知して即座にアラートを送ることもできます。

特に、広角レンズ対応のモデルを選べば、1台でより広範囲を監視できるため、防犯対策の精度が向上します。

このタイプの防犯カメラは玄関前や駐車場の監視に適しており、空き巣や車上荒らしの防止に効果的です。

※IP66やIP67は防水・防塵性能の規格で、IP66は強い水流にも耐え、IP67は一時的な水没にも耐えられる仕様です。

屋内用カメラ|コンパクトで室内の見守りに最適

  • コンパクトでインテリアに馴染みやすい
  • 双方向通話機能があり、ペットや子供の見守りに便利
  • スマホ連携で外出先からリアルタイム映像を確認可能

屋内用の防犯カメラは 室内・オフィス・ペットの見守りに適したモデルです。

多くの屋内用の防犯カメラは見た目がコンパクトで、可愛らしいものやおしゃれなものも多く、インテリアの邪魔をしないデザインのため、リビングや寝室などに違和感なく設置できます。

また双方向通話機能を備えた防犯カメラカメラなら、外出先からスマホで家族やペットと会話でき、留守中でも安心です。

特に屋内用の防犯カメラは小さい子供や高齢者の見守りにも役立ちます。

さらに動体検知機能搭載型なら、異常な動きを察知するとスマホに通知を送ってくれます。

このタイプの防犯カメラを利用することでリアルタイムで異変をキャッチし、素早く対応したり、犯罪を未然に防ぐことが可能です。

屋外用カメラと比べて屋内用カメラは防水・防塵機能は低いため、設置場所は室内専用に限られます。

ワイヤレスカメラ|配線不要で簡単設置可能

  • Wi-Fi接続で配線工事不要、設置が簡単
  • スマホと連携し、リアルタイムで映像確認が可能
  • 賃貸住宅や仮設の監視カメラとしても活用しやすい

ワイヤレスカメラは家庭・オフィス・レンタル物件など、配線工事が難しい場所でも簡単に設置できる防犯カメラです。

ワイヤレスカメラは配線工事が不要で設置が簡単でWi-Fiを利用するタイプのカメラのため、録画データの保存にLANケーブルが不要なのも大きな魅力です。

特に、バッテリー駆動モデルなら完全コードレスでカメラの設置・利用ができるので、電源確保が難しい場所でも活躍します。

またワイヤレスカメラは賃貸住宅であってもカメラ設置のために壁に穴を開ける必要がないため、手軽に導入できるのもポイントです。

ほとんどのモデルがスマホアプリと連携し、遠隔監視や録画データの確認ができるようになっています。

そのためこのタイプの防犯カメラはオフィスの監視や、自宅の玄関前の防犯対策に向いています。

ただし、Wi-Fi環境が不安定な場所では接続が切れてしまうこともあるため、通信環境を事前に確認しておくようにしましょう。

クラウド型カメラ|録画データを安全に管理できる

  • 映像をクラウドに自動保存し、データ喪失のリスクが低い
  • スマホやPCからどこでも映像を確認可能
  • カメラが破損・盗難されてもデータは守られる

クラウド型カメラは、録画データをカメラ本体ではなく クラウド上に保存します。

そのため、万が一防犯カメラが壊されたり、カメラ自体が盗難されたとしても、クラウド上に記録が残るため証拠映像が失われず、犯人特定や警察への通報に役立つという大きなメリットがあります。

防犯・遠隔監視に最適なタイプのカメラで、特に重要なデータを管理したい企業や商業施設 で活用されています。

また、スマホやPCからどこでもリアルタイム映像を確認できるため、遠隔地からの監視にもおすすめです。

例えば、長期間留守にする際や、複数拠点の監視が必要な場合にクラウド型のカメラがあると便利です。

ただし、多くのクラウド型カメラは月額料金がかかるため、ランニングコストを考慮して防犯カメラを選びましょう。

暗視対応カメラ|夜間監視に特化した防犯カメラ

  • 赤外線機能で暗闇でも鮮明な映像を記録
  • 駐車場や倉庫など、夜間監視が必要な場所に最適
  • 人感センサーと連携し、不審者を自動検知可能

暗視対応カメラは、駐車場・倉庫・夜間監視など、暗い場所でもしっかり映像を記録したい場合向けです。

赤外線機能を標準装備しており、完全な暗闇でも人物や車両の動きをしっかりと捉えることができます。

特に、LEDライト付きモデルは、光を当てることでより鮮明な映像を録画可能です。

また、人感センサーと組み合わせることで、不審者が近づいた際に自動で録画を開始したり、アラームを鳴らしたりする機能もあります。

そのため、このタイプのカメラを設置することで不審者の侵入を未然に防ぎ、即座に異常を検知できるというメリットがあります。

このような防犯機能を備えたカメラを設置する際には、犯罪抑止力を高める意味でも、駐車場や工場、倉庫の防犯対策として死角の少ない場所や出入口付近に設置しましょう。

AI搭載型カメラ|高度な分析で防犯性能を強化

  • 顔認識機能で特定の人物を識別可能
  • 動体検知や異常行動の分析で不要なアラートを減らす
  • 商業施設やオフィスのセキュリティ強化に最適

AI搭載型カメラは、従来の防犯カメラとは異なり、顔認識・動体検知・異常行動の自動判別 などの高度な分析機能を備えています。

従来のカメラは、単純な録画機能が中心で、不審な動きを検知すると無差別にアラートを発信していました。

そのため風で揺れる木や動物の動きにも反応し、誤警報が多発するという問題がありました。

一方、AI搭載型カメラは、不審者の特徴を識別し、人間と動物、車両などを区別できるため、不要なアラートを大幅に削減可能に。

さらに、事前に登録した顔データと照合することで、従業員や住人と不審者を見分けることもできます。

例えば、AI搭載型カメラを使うことで会社の出入りする人の管理や、マンション・施設の共用エリアの監視や不審者の特定などのセキュリティ強化に大きく貢献します。

またAI搭載型カメラは設置場所も柔軟に選択が可能で、オフィス・商業施設・工場・マンションのエントランス・駐車場などの監視や防犯に適しています。

Wi-Fiやクラウド連携が可能なモデルも多く、配線が不要なため、設置場所を選ばず、手軽に導入できるというメリットもあります。

主要防犯カメラメーカー比較!おすすめの防犯カメラを徹底紹介

メーカー 主な特徴 おすすめモデル 用途
パナソニック 国内大手で信頼性が高い。防水・暗視性能が優秀 用「KX-HC600」 家庭用・店舗・オフィス
TP-Link コスパが良く、Wi-Fi対応モデルが豊富 ワイヤレス「Tapo C425」 家庭用・賃貸住宅・小規模オフィス
Safie(セーフィー) 高画質&クラウド保存対応。防犯機能が充実 Safie One 店舗
Google Nest AI搭載で顔認識機能あり。スマートホーム対応 AI搭載「Nest Cam(屋内/屋外)」 スマートホーム・高精度防犯
Anker バッテリー駆動で配線不要。ソーラー充電モデルあり 屋外用「eufyCam S330」 屋外監視・電源の確保が難しい場所
アイリスオーヤマ シンプル操作&低価格。家庭向けモデルが多い 屋内用「ICAM-W2」 家庭用・ペット見守り

(主要防犯カメラメーカーとおすすめモデル一覧)

防犯カメラを選ぶ際は、メーカーごとの強みを知っておくとカメラ選びが楽になります。

例えば、パナソニック は日本メーカーならではの高品質と防水・暗視機能の優秀さが魅力です。

日本人にはやや馴染の薄いメーカーのTP-Linkはコストパフォーマンスが良く、Wi-Fi対応のワイヤレスカメラが多いため、手軽に設置したい人に向いています。

そして、Google NestのAI搭載モデルの防犯カメラは、顔認識機能やスマートホームとの連携が特徴で、高度な防犯対策を求める人に向けです。

他にも電源確保が難しい場所には、Anker(eufyCam) のバッテリー&ソーラー充電対応カメラやシンプルで低価格なカメラを探しているならアイリスオーヤマのモデルが家庭用にぴったりです。

このように、メーカーごとに特長が異なるため、設置場所や目的に合った防犯カメラを選びましょう。

この章では各メーカーの特徴とおすすめの防犯カメラ情報について詳しく解説します。

パナソニック|国内大手の高品質防犯カメラ

  • 国内大手で信頼性が高く、防水・暗視性能が優秀
  • VL-CV100K」は屋外向けで、耐久性と夜間監視に強い
  • 長期利用を考えている人に最適な高品質カメラ

パナソニックは日本国内の家電だけでなく、セキュリティ市場でも高い信頼性を誇るメーカーとして人気です。

他社と防犯カメラの性能を比較すると、防水・防塵性能の高さや、夜間の暗視機能の精度が優れている点が特徴として挙げられます。

特に、屋外用の「VL-CV100K」 は、耐久性に優れ、雨風の影響を受けにくいため、家庭・店舗・オフィスの屋外監視に最適です。

また、パナソニックのカメラは画質も高精細で、暗視機能によって夜間でもクリアな映像を録画できるのもおすすめポイントです。

他メーカーに比べると価格はやや高めですが、長期間の使用や安定した品質を求める場合にはパナソニック一択と言っても過言ではありません。

パナソニックの防犯カメラを購入を検討する際は、設置場所に適したモデルを選ぶことが重要になります。

屋外用の防犯カメラを選ぶ際には防水性能(IP66以上)を確認し、夜間監視を重視する場合は赤外線LED搭載モデルを選びましょう。

TP-Link|コスパ抜群のワイヤレス防犯カメラ

  • コストパフォーマンスが良く、手軽に導入できる
  • 「Tapo C425」はWi-Fi接続で、設置が簡単なワイヤレスモデル
  • 賃貸住宅や初めて防犯カメラを導入する人におすすめ

TP-Linkは、Wi-Fi機器やネットワーク製品を得意とするメーカーで、ワイヤレス防犯カメラのラインナップが充実しています。

他社と比べると、価格が手頃で、手軽に設置できる点が魅力です。

特におすすめの「Tapo C425」は、Wi-Fi接続で配線不要なため、賃貸住宅や小規模オフィスの防犯対策に最適。

また、スマホアプリとの連携が可能で、外出先から映像を確認できるので、屋内の遠隔監視にも対応可能です。

TP-Linkの防犯カメラを選ぶ際のポイントは「Wi-Fi環境を事前に確認すること」です。

ワイヤレスカメラは、インターネット接続が不安定な場所では通信が途切れてしまうので通信環境が整った場所に設置するようにしましょう。

Safie|防犯も店舗運営も変えていくかしこくなるAIカメラ

  • 高画質・高感度
  • 工事不要のかんたん設置
  • 店舗運営にうれしい標準機能

SafieはシェアNo.1を誇るクラウド録画サービスで、防犯や監視だけではなく、画像解析で業務課題を解決する目的での導入も進んでいます。

たとえば、現場の巡回コストを削減したり、販促効果を見える化したり、スタッフの接遇改善などを実現することが期待できます。

小売や飲食店などの店舗から、建設現場や物流現場まで幅広く活用可能な点が魅力的です。

Google Nest|AI搭載でスマートホームと連携

  • AIによる顔認識機能で、不要な警報を削減
  • 「Nest Cam」は屋内外で使え、スマートホームとの相性が抜群
  • Google製品と連携したい人におすすめ

Google Nestは、AI技術を活用したスマートホーム向けの防犯カメラを展開しており、特に顔認識や動体検知の精度が高いことが特徴です。

Google Nestの防犯カメラを他社と比較すると、誤警報が少なく、スマートホームとの連携に優れている点が強みです。

特に「Nest Cam」は、屋内外で使えるモデルのカメラで、Google Homeと組み合わせて音声操作も可能です。

既にGoogle製品(Google Home、Nest Hub、Google アシスタント対応デバイス)を利用している人にとっては、シームレスな連携ができます。

例えば、音声操作で映像を確認したり、他のスマートデバイスと連動して自動警戒モードを設定するなど、より便利に防犯対策ができるようになります。

Nest Camを選ぶ際のポイントは、スマートホーム対応機器との互換性を必ず確認しましょう。

他のGoogle Nest製品と組み合わせるとより便利に使えますが、他のエコシステムとの互換性は限定的なので、事前にチェックしてください。

Anker|バッテリー駆動&ソーラー充電対応

  • バッテリー駆動で配線不要。ソーラー充電モデルもある
  • 「eufyCam S330」は屋外向けで、電源確保が難しい場所に最適
  • 工事不要で防犯カメラを設置したい人におすすめ

Ankerは、モバイルバッテリーやスマートデバイスで有名なメーカーですが、防犯カメラもバッテリー駆動の利便性を活かしたモデルを展開しています。

他社と比較すると、電源が確保できない場所でも設置しやすい点が強みです。

中でも「eufyCam S330」は、ソーラー充電に対応しており、長時間の屋外監視に最適です。

また、このモデルは配線不要で簡単に設置できるため、電源の確保が難しい駐車場や郊外の施設の監視にも向いています。

Anker製の防犯カメラを選ぶ際には、設置環境の日照条件を1日の日照時間や設置場所の影の有無をチェックし、ソーラーパネルが十分な光を受けられるかを確認するようにしましょう。

十分な日光が当たる場所に設置しないと充電効率が下がることをお忘れなく。

目的別おすすめ防犯カメラ早見表/購入前チェックリスト

目的 おすすめモデル 特徴 主な用途
家庭用(屋内) アイリスオーヤマ「ICAM-W2」 低価格で操作が簡単。ペットや子供の見守りに最適 リビング・寝室・子供部屋
家庭用(屋外) パナソニック「VL-CV100K 防水・防塵性能が高く、夜間監視にも対応 玄関・駐車場・庭
事務所・オフィス用 Google Nest「Nest Cam」 AI搭載で顔認識対応。スマートホームとの連携が可能 オフィス・エントランス・会議室
店舗・現場用 セーフィー「Safie One 防犯・監視に加えて業務課題の解決 店内・レジ周辺・倉庫
コスパ重視 TP-Link「Tapo C425」 手頃な価格でワイヤレス対応。スマホ連携可能 家庭・賃貸住宅・小規模オフィス
高性能モデル Anker「eufyCam S330」 バッテリー駆動で配線不要。ソーラー充電対応 屋外監視・電源が確保しにくい場所

(目的別おすすめ防犯カメラ早見表)

防犯カメラを選ぶ際には、上記の表を参考に設置場所や目的に応じたモデルを選ぶことが大切です。

例えば、家庭用の屋内カメラは、操作がシンプルでペットや子供の見守りに適した「アイリスオーヤマ ICAM-W2」のような低価格モデルで十分でしょう。

一方、屋外での監視には、防水・防塵性能が優れ、夜間撮影ができる「パナソニック VL-CV100K」が最適です。

オフィスや事務所では、AI搭載の「Google Nest Cam」が多機能で使いやすく、従業員側も管理もしやすいのでおすすめです。

特にAI搭載型の防犯カメラは顔認識機能によって特定の社員や来訪者を識別できるので、不審者の侵入を防ぎつつ、不要なアラートを減らせるので便利です。

店舗の防犯向けには、クラウド録画対応で広範囲を高画質で撮影できる「Arlo Pro 4」を選ぶと良いでしょう。

また、コストを抑えつつ防犯対策をしたい場合は、手頃な価格でスマホ連携ができ、設置も簡単なTP-Link「Tapo C425」のようなワイヤレスカメラがおすすめです。

逆に、高性能なモデルを求めるなら「Anker eufyCam S330」 のようなソーラー充電対応のバッテリー駆動型カメラが向いています。

防犯カメラは、用途に合った機能を備えたモデルを選ぶことが重要です。

防犯カメラの設置環境や予算、必要な機能をしっかりチェックして、自分に最適なカメラを選びましょう!

防犯カメラ購入前チェックリスト|自分に合ったモデルを選ぼう!

チェック項目 内容
設置場所は屋内か屋外か? 屋内ならコンパクトなモデル、屋外なら防水・防塵性能のあるモデルを選ぶ
有線タイプ or ワイヤレスタイプ? 配線の手間を省くならワイヤレス、安定した録画なら有線タイプ
録画データの保存方法は? microSD・クラウド・HDDなど、自分に合った保存方法を選ぶ
夜間の監視は必要か? 暗視対応モデルやLEDライト搭載カメラを選ぶ
スマホで映像を確認できるか? 遠隔監視が必要なら、スマホアプリ対応モデルを選ぶ
AI機能は必要か? 顔認識・動体検知が必要なら、AI搭載カメラが便利
予算はどれくらいか? 低価格モデル(1万円前後)から高性能モデル(3~5万円)まで用途に応じて選ぶ

(防犯カメラ購入前チェックリスト)

防犯カメラを購入する際は、設置場所や使用目的を明確にすることが大切です。

例えば、屋外に設置するなら 防水・防塵性能(IP66以上) があるモデルが必要です。

逆に屋内用なら、コンパクトでインテリアに馴染みやすいデザインのものが使いやすいでしょう。

また録画データの保存方法やランニングコストも事前に確認しておきたいポイントです。

防犯カメラの保存方法と機能選びのチェックポイント

防犯カメラの録画データを安全に管理するには、保存方法もしっかりとチェックして選びましょう。

クラウド保存なら、カメラが破損・盗難されても映像が残るため安心ですが、ほとんどの場合、月額料金が発生します。

一方、microSDカード対応モデルは初期コストを抑えられるものの、データ消失のリスクがあるため、定期的なバックアップが必要です。

クラウド型の防犯カメラにかかるランニングコスト相場とは?

クラウド型の防犯カメラは、録画データをインターネット上に保存するため、月額料金が発生します。

一般的なクラウド型の防犯カメラにかかるランニングコスト(サブスクリプション)の相場は、月額500円〜3,000円程度です。

個人向けのシンプルなプランでは、1台あたり 月額500円〜1,500円程度が相場です。

録画期間は7日間〜30日間で、短期間の映像確認ができれば十分という人に向いています。

一方、オフィスや店舗向けの高機能プランでは、録画期間が60日〜90日以上と長く、AIによる動体検知や複数台の管理が可能です。

このプランは月額2,000円〜3,000円程度が相場です。 

プラン種類 月額料金 録画期間 主な機能 対象
個人向けシンプルプラン 500円〜1,500円 7日間〜30日間 基本録画、スマホ閲覧 家庭・小規模オフィス
オフィス・店舗向け高機能プラン 2,000円〜3,000円 60日間〜90日以上 AI動体検知、複数台管理 企業・商業施設
Google Nest Cam「Nest Aware」 600円〜1,200円 30日間 顔認識、クラウド保存 家庭・オフィス

(クラウド型の防犯カメラにかかるランニングコスト相場)

また、メーカーごとに上記の表のように料金体系が異なるので、必要な録画期間や機能を明確にし、適切なプランを選ぶようにしましょう。

防犯カメラ 比較まとめ|最適なカメラを選ぶために

  • 設置場所に合ったカメラを選ぶ(屋内・屋外、防水性能の有無を確認)
  • 録画データの保存方法を比較する(クラウド保存・microSD・HDDなどの選択肢)
  • Wi-Fi接続 or 有線接続を選ぶ(配線工事不要のワイヤレスか、安定性重視の有線か)
  • AI機能の有無を検討する(顔認識・動体検知などの高度な防犯機能の必要性)
  • ランニングコストも考慮する(クラウド型は月額費用が発生する場合がある)

この記事では、防犯カメラを選ぶ際に重要なポイントを解説しました。

防犯カメラは、用途や環境に適したモデルを選ぶことで最大限の効果を発揮します。

まずは、設置場所や必要な機能を整理し、自分に合ったモデルを比較検討してみましょう。


つくば防犯カメラは、防犯設備士が在籍する防犯カメラの専門店です。

茨城県つくば市を中心とした茨城県央・県西、栃木県東の各エリアで防犯カメラの販売・レンタル・点検を行なっております。

防犯カメラのご相談はお気軽にお問い合わせください。