【防犯カメラの設置方法】道具・手順・注意点とコストを抑えるポイント

防犯カメラを設置したいけれど、業者に頼むと費用がかかりすぎるのかなと考えていませんか?

防犯カメラは自分で設置しても、設置方法や注意点をしっかり押さえれば、初期費用を抑えて防犯対策を強化することが可能です。 

大切なのは、適切な設置場所の選定、ルールの確認、そして効果的な運用方法を知ることです。

この記事では、防犯カメラのDIY設置のポイントや必要な準備、コストを抑える方法について詳しく解説しています。

防犯カメラ設置時に知っておくべき法律とルール

  • 個人の敷地内での設置は基本的に合法
  • 他人のプライバシーを侵害する撮影は違法になる可能性あり
  • 防犯目的であっても、公共の場所に向ける場合は制限がある
  • 自治体ごとに条例が異なるため、事前確認が必要
  • トラブルを避けるために「防犯カメラ作動中」の看板設置が有効

個人による防犯カメラの設置自体は法律で禁止されていませんが、撮影の仕方によっては違法となる可能性があります。

特に、他人のプライバシーを侵害する撮影は「プライバシーの侵害」とみなされることがあるため、注意が必要です。

例えば、自宅の玄関や駐車場に設置する場合は問題ありませんが、隣家の敷地やマンションの共用部分を映し続けると「プライバシー権の侵害」や「迷惑防止条例違反」になることがあります。

過去には実際に「隣家のベランダを映し続けた」ことで訴訟に発展したケースもあります。

防犯カメラ設置前に知っておきたいプライバシー侵害を避けるポイント

  1. 必要最小限の範囲を撮影する(隣家や通行人を映さないように調整)
  2. 「防犯カメラ作動中」の表示をする(撮影される側の安心感を確保)
  3. 音声録音機能は原則オフにする(盗聴とみなされる可能性がある)
  4. 映像の保存・管理を適切に行う(長期間の保存や第三者への提供は慎重に)
  5. 自治体の条例を事前にチェックする(地域ごとに異なるルールを確認)

防犯カメラは適切に設置すれば、空き巣や強盗などから、自宅を守る有効な防犯手段です。

ただし、「防犯目的なら何を撮影してもOK」ではないことを忘れないでください。

防犯カメラを設置する際には、隣人や通行人などのプライバシー侵害を避ける配慮が不可欠です。

適切な運用を行うことで、ご近所トラブルを防ぎつつ防犯対策を強化できます。

1. 必要最小限の範囲を撮影する

防犯カメラを自宅に設置する場合は、カメラの角度を調整し、自宅の敷地内や駐車場など必要な範囲のみを映すようにしましょう。

隣家の敷地や通行人が頻繁に映る位置に設置すると、「プライバシーの侵害」として苦情が寄せられる可能性があります。

映像の範囲を制限できる機能があるカメラを選ぶのもおすすめです。

2. 「防犯カメラ作動中」の表示をする

カメラの存在を知らせることで、撮影される側に対して透明性を持たせるようにしましょう。

防犯対策としても、看板を設置することで犯罪の抑止効果が高まります。

特に、店舗やオフィスなど公共性の高い場所では、監視カメラが設置されていることを明示するのが望ましいです。

3. 音声録音機能は原則オフにする

防犯カメラには音声録音機能が搭載されているものもありますが、会話を無断で録音すると「盗聴」とみなされる恐れがあります。

特に、第三者の会話を意図せず記録してしまうと、プライバシー権の侵害につながるため、基本的にオフにしておくのが無難です。

4. 映像の保存・管理を適切に行う

録画データは、必要以上に長期間保存せず、第三者に安易に提供しないようにしましょう。

企業やマンション管理会社の場合は、一定期間後に自動削除する仕組みを導入することで映像の保存・管理がしやすくなります。

また、保管した監視カメラや防犯カメラの映像への不正アクセスを防ぐために、データ管理のセキュリティ対策も忘れずに行いましょう。

5. 自治体の条例を事前にチェックする

防犯カメラの設置については、自治体ごとに異なるルールやガイドラインが定められている場合があります。

例えば、一部の自治体では「カメラの向きを調整し、通行人の顔がはっきり映らないようにする」といった基準があることも。

トラブルを避けるために、事前に自治体の防犯カメラ運用方針を確認しましょう。

防犯カメラの設置にかかる費用 – DIYと業者依頼の比較

項目 DIY設置 業者依頼
初期費用 1万円~5万円(カメラや道具の購入) 5万円~20万円(機器代+施工費)
設置にかかる時間 数時間~1日 数時間(業者対応)
必要なスキル 工具の使用・ネットワーク設定 不要(業者が対応)
メンテナンス 自己対応(修理・交換含む) 業者が対応(保証付き)
カメラの種類 市販のワイヤレス・有線カメラ 業務用の高性能カメラ

(DIYと業者依頼の費用比較表)※金額は目安

防犯カメラの設置には、DIYで自分で行う方法と、専門業者に依頼する方法があります。

DIY設置は、コストを抑えつつ自分のペースで作業できるのが最大のメリットです。

例えば、ホームセンターやネット通販でカメラを購入し、ドリルや配線モールを使って設置することで、1~5万円程度の費用で防犯カメラを設置することができます。

ただし、設置位置の調整やネットワーク設定が必要になるため、機械に弱い人にはハードルが高いでしょう。

また、防犯カメラの設置後のメンテナンスも自己責任になるため、トラブルが起きた際の対応を考慮する必要があります。

一方、業者依頼の場合は、設置から設定、メンテナンスまで任せられるのが大きなメリットです。

特に、高所や配線が必要な設置では、専門的な技術が求められるため、業者に任せることで確実な施工が可能になります。

業者に依頼した場合の費用は5万~20万円程度とDIYと比較すれば高額ですが、それに十分に見合う効果を期待できます。

長期的に運用する場合は、保証やアフターサービスが充実した業者を選ぶようにしましょう。

それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、予算や設置環境、自分のスキルに応じて最適な方法を選ぶことが大切です。

  • DIY設置が向いている人:コストを抑えたい、自分で設置や管理ができる人
  • 業者依頼が向いている人:確実に設置したい、高性能カメラを導入したい人

手軽に導入したい場合はDIY、確実な設置や長期的な運用を重視するなら業者依頼を検討することをおすすめします。

自分で防犯カメラを設置するコストを抑えるためのポイント

  1. ワイヤレスカメラを活用する(配線工事不要で設置費用を削減)
  2. 補助金制度を活用する(自治体によっては防犯カメラ設置の助成金がある)
  3. 必要最低限のカメラ台数で設計する(重要な場所に重点的に配置)
  4. DIYと業者依頼を組み合わせる(自分でできる部分はDIY、難しい部分だけ業者に依頼)

防犯カメラの設置費用を抑えたい場合、DIYと業者依頼を上手に組み合わせることも選択肢となります。

ワイヤレス式の防犯カメラを選べば、配線工事の手間が不要になり、業者に依頼するよりもコストを抑えられます。

屋内用の防犯カメラなら、工具不要で設置できるものも多いため、おすすめです。

また、自治体によっては防犯カメラ設置に対する補助金や助成金制度を設けているところもあります。

例えば「地域の防犯強化」を目的とした補助金では、設置費用の一部が支給されるケースがあるので、事前に自治体のホームページで確認し、活用できる制度があるか調べてみましょう。

さらに、カメラを設置する際は、必要な場所だけに絞ることも1つの節約テクニックです。

玄関・駐車場・出入口など、侵入経路をしっかり監視できる位置に設置すれば、最小限の台数で十分な防犯効果を得られます。

もし配線工事が必要な場合は、カメラの購入や設定はDIYで行い、配線作業のみ業者に依頼することで防犯カメラの設置にかかるトータルコストを削減できるでしょう。

DIYで防犯カメラを設置する方法、必要な道具と手順

ステップ 作業内容
① 設置場所の選定 監視したいエリア(玄関・駐車場・ベランダなど)を決め、視界が広く確保できる位置を選ぶ。
② 必要な道具を準備 ドリル、ドライバー、結束バンド、配線モール、防水パテ、カメラ本体、録画装置を用意。
③ カメラの固定 壁や天井に穴を開け、ネジやアンカーボルトでしっかりと固定。防水対策も忘れずに。
④ 配線・電源接続 有線カメラの場合は配線モールやPF管を使って保護。ワイヤレスカメラはWi-Fi接続を確認。
⑤ 動作確認 映像が適切に映るかチェックし、必要に応じて角度調整。録画・通知設定を行う。

(防犯カメラ設置の流れ – セクションごとの手順)

防犯カメラをDIYで設置する際には、上記のように計画的に作業を進めましょう。

まず最初に、監視したいエリアを決め、視界が確保できる場所を選びます。

例えば、玄関や駐車場、ベランダなど、不審者が侵入しやすい場所を重点的に監視できる位置が適しています。

次にカメラを固定するためのドリルやドライバー、防水パテ、結束バンド などを用意し、設置の際にスムーズに作業できるようにしておくと良いでしょう。

カメラの固定時には、しっかりとネジで固定し、風や振動でずれないようにしてください。

屋外にカメラを設置する場合は、防水対策を徹底し、雨やホコリの影響を受けにくいように設置しましょう。

また配線や電源の確保もDIY設置の大きなポイントです。

有線タイプの場合は、壁に沿って配線モールを設置し、コードが露出しないように処理します。

ワイヤレスタイプを使用する場合は、Wi-Fiの電波が届くか事前に確認し、接続が不安定にならないようにルーターの位置を調整してください。

最後に、設置後の動作確認を忘れずに行いましょう。

カメラが正しい範囲を撮影しているか、映像がクリアかどうかをチェックし、必要に応じて角度を調整します。

録画設定やスマホアプリとの連携も行い、リアルタイムで映像を確認できるようにしておくと安心です。

防犯カメラの最適な設置場所と運用のポイント

設置場所 目的 設置時のポイント
玄関 不審者の侵入を監視 顔がしっかり映るように設置し、夜間用の赤外線機能があるカメラを選ぶ
駐車場・ガレージ 車両へのいたずらや盗難防止 広角レンズで駐車スペース全体をカバーし、防水・防塵対応のカメラを使用
ベランダ・窓 ベランダからの侵入防止 2階以上でも油断せず、窓が開く範囲を映せるように設置
屋外通路・死角 見えにくい場所での不審者の動きを監視 夜間でも映像が鮮明なカメラを選び、照明と併用する
店舗・オフィスの出入口 入退室の記録を残し、不審者を牽制 目立つ場所に設置し、「防犯カメラ作動中」の表示をする

(防犯カメラの設置場所と運用のポイント)

防犯カメラを効果的に運用するためには、設置場所の選定がもっとも重要です。

玄関は侵入者が最も通過しやすい場所の一つのため、ここに防犯カメラを設置する際には顔がしっかり映る角度に設置し、夜間でも認識しやすい赤外線カメラを選びましょう。

駐車場にカメラを設置する場合は広角レンズを活用し、ナンバープレートや人物が鮮明に映るように工夫 するのがポイントです。

またベランダや窓の監視も忘れてはいけません。

特に、2階以上の住宅でもベランダからの侵入被害は意外と多いため、窓付近をカバーするようにカメラを設置すると良いでしょう。

さらに、屋外通路や建物の死角になる部分は、不審者が滞在しやすい場所なので、夜間でも鮮明に撮影できるカメラを設置し、センサーライトと併用することで防犯効果を高める ことができます。

また、目立つ場所にカメラを設置し、「防犯カメラ作動中」と表示することで、犯罪の抑止効果も期待できるようになります。

このように防犯カメラは「設置すれば安心」ではなく、適切な場所に配置し、定期的に映像の確認やメンテナンスを行うことが重要です。

長期間放置せず、レンズの汚れや録画状態をチェックし、最適な状態を維持することで、防犯効果を最大限に発揮できるようになります。

防犯カメラを自分で設置する際のポイントまとめ

  • 法律とルールの確認(プライバシー侵害を避けるため、撮影範囲や自治体の条例を確認)
  • 適切な設置場所の選定(玄関・駐車場・窓付近など、防犯効果を最大化する場所を選ぶ)
  • 必要な道具の準備(ドリル・配線モール・結束バンドなど、スムーズな設置に必須)
  • コストを抑える工夫(補助金の活用やDIYと業者依頼の併用で予算を最適化)
  • 適切な運用とメンテナンス(定期的な映像チェックと清掃で防犯効果を維持)

この記事では、防犯カメラのDIY設置に必要な知識や手順、注意点を詳しく解説しました。

防犯カメラを自分で設置する際には、適切な場所に設置と運用を行うことで、初期費用を抑えつつ、防犯効果を高めることができるようになります。

自分で防犯カメラを設置するポイントが分かったら、次のステップとして、まずはどこにカメラを設置するかを決め、必要な機材を準備しましょう。

また、お住まいの自治体の防犯カメラに関する条例を確認し、ルールに則った設置を心がけることが大切です。

あなたの環境に合った防犯カメラを選び、安心できる暮らしを手に入れましょう。


つくば防犯カメラは、防犯設備士が在籍する防犯カメラの専門店です。

茨城県つくば市を中心とした茨城県央・県西、栃木県東の各エリアで防犯カメラの販売・レンタル・点検を行なっております。

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