スマホで遠隔(リモート)監視できる防犯カメラ
今回はスマホで遠隔監視できる防犯カメラについてご紹介します。
スマホでの遠隔監視のニーズは近年非常に高いため、その仕組みとセキュリティ対策についてご紹介します。
スマホで遠隔監視できる仕組み
基本的に映像を遠隔で見る場合は、LANケーブル対応のカメラが必要です。
LANケーブルで録画機とルーターを接続するのが一般的な配線方法です。
遠隔監視のセキュリティ対策の方法
とある海外サイトでは、不正アクセスされた日本全国の防犯カメラの映像がリアルタイムで公開され続けています。
防犯カメラの不正操作や、家の中を盗み見されてしまうといったトラブルに巻き込まれないための対策についてご紹介します。
IDとパスワードの設定
防犯カメラをインターネットに接続する際に、IDとパスワードを設定する必要があります。ここを設定せずに、初期設定のままにしてしまうと、不正アクセスの原因になる可能性があります。
防犯カメラを設置してインターネットに接続した場合は、しっかりとIDとパスワードを変更し、なるべく強度の高いパスワードを採用してください。
強度の高いパスワードとは、一般的に大文字と小文字のアルファベット、数字、特殊文字を含む8文字以上で構成されている場合に強度が高いと見なされます。
\金融機関などでも上記で登録することが多いですよね/
アクセスの制限
特定のユーザーしか接続できないように設定してください。
不正アクセスのリスクを大幅に減らすことが可能です。
ただし”アクセス制限”を対応していない機器もあるため、ご注意ください。
ファームウェアのアップデート
ファームウェアを常に最新のものにアップデートすることで、こうした被害にあうリスクを減らせます。
ログの確認
不正アクセスが起きていないか、定期的にログを確認して調べましょう。
知らないアクセス履歴があった場合は要注意です。
IDとパスワードを変更して予防対策を行ってください。
遠隔監視は信頼できる設置業社に任せる
防犯カメラ設置業社によっては、設置は綺麗にできるが、セキュリティ対策は不十分な可能性があります。
昔はインターネットに接続しないアナログカメラと言われる同軸ケーブルを利用した防犯カメラが主流であったため、映像が外部に晒されたり抜き取られる可能性がありませんでした。
最近は多くがインターネットに接続されているため、しっかりとセキュリティ上でも対策を行うことが重要です。
ご自身で購入したカメラを設置される際にも、上記の対策を行うことで、トラブルを回避しやすくなります。
防犯のためにつけたカメラが逆に泥棒の情報収集に使われてしまう危険性もありますので、セキュリティ対策は忘れずに行いましょう。